サイトトップ > 深刻な場合は病院へ
深刻な場合は病院へ
自分で頑張ってみても、症状が改善しないなら、勇気を出して病院へ行きましょう。
痔の治療法には大きく分けて二つあります。外科的療法と保存療法です。症状が悪化している場合、病院へ行くとすぐに手術をされると思いがちですが、痔ろう(あな痔)の場合を除き、基本的には保存療法を行うことが多いので安心してください。
例えば、患者の最も多いいぼ痔の場合、外科的な療法を行うのは、かなり進行した症状でも、全体のおよそ2割ほどとのことです。
それに、その2割でも、いきなり手術ではなくて、まず最初は保存療法を試みてもらえます。
保存療法は塗り薬や坐薬を処方してもらったり、内服薬を処方してもらうだけでなく、いきんでウンチを出さないようにする、と言った、排便指導などが行われます。
外科的治療は、普通、結さつ切除術、と言います。痔核は肛門内に3箇所、できていることが多く、この3個の痔核を同時に切除してしまいます。傷口は半分だけ縫合する半閉鎖や、全く縫合しない場合もあります。 手術をした場合は、ほぼ完治が見込めますが、どうしても術後の痛みが残るようです。
誰にも言えない痔の悩み